仕事に生きる男が食生活の改善で痩せる3つの方法とは！？

食習慣を見直す

まずはあなたの食習慣がどうなっているのか改めて考えてみてほしい。

「仕事が大変で飲まずにはやってられない」「ストレス解消に暴飲暴食はある程度は仕方ない」など言い訳が出てきてるのではないか。

仕事のストレスが原因で暴飲暴食を繰り返し肥満になり、肥満が原因でまた仕事でストレスを溜めてしまうという悪循環もある。というのは、人の見た目が説得力を左右するからだ。

スリムになり説得力が増せば、仕事で上手くいくことが肥満の時よりは増えるだろう。仕事が上手くいけばストレス解消が暴飲暴食に向くことはなくなる。

また、食事改善の話題が取引先との会話に役立つこともある。「最近太ちゃって」という話で先方は表では笑うが、心では「こうはなりたくない」と思うはずだ。

そんな話題より「最近、痩せてきたんです。なぜなら・・・」の話は先方の知識欲を刺激して、理論的な会話ができれば信用も深まるはずだ。

食生活を見直し改善できれば、仕事の改善にもつながるかもしれない。

① 食べ方の改善

食事の食べ方を気にしている男は少ない。そんな女々しいことを考えている暇はないからだ。だがその結果どうなっているかはあなたが一番よく知っているだろう。

食べ方で注意してほしいのは「早食いだ」。

学生の頃、早さと量を競った記憶もあるだろうが、もうすでに遠い昔のことだ。早食いにより、胃の中は満ち足りているのに満腹だと脳が感じるまでの時間差で大量に食べてしまうのだ。余計に食べてしまった分はもちろん脂肪となってあなたに返ってくる。

食事はゆっくりと味を楽しみながら食べることをすすめる。ゆっくり噛むことで唾液が出て消化改善にもつながり、胃もたれも予防してくれる。

また、よく噛むことで脳への血流も良くなり、集中力があがることも証明されている。頭が回るようになれば仕事への影響も期待できるだろう。

② 食べ物の改善

3大栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質は聞いたことがあるだろう。だが、普段食べているものがどれに当たるかはあまり意識してこなかったはずだ。

あなたのお腹についているものは脂肪なので脂肪については少しは気にしていたかもしれない。でも本当は炭水化物が肥満にとっては危険だということを知っていただろうか。

日本人の主食として食べられているお米はまさに炭水化物だ。朝食のパンも炭水化物にあたる。お洒落なレストランで出てくるパスタも、テレビを見ながら食べるお煎餅も炭水化物だ。

ちまたに溢れている美味しいものは炭水化物で出来ている。その炭水化物とは糖質のことだ。糖質はあなたのエネルギーになるが、余った分は脂肪へと変貌するのだ。

エネルギーの元だといって大量に摂取するのは控えたい。まったく食べるなとは言わないが量を意識して調整するだけで効果はある。あとは寝るだけの夕食時に炭水化物は取らないとう方法も検討してみたらどうだ。

飲料水も水かお茶がいい。特にウーロン茶は食事中に体内に入ってきた脂肪や糖分を分解してくれる。糖質が脂肪に変わるのを防止する効果があるのだ。残念ながらすでについた脂肪は分解できないが、食事時にウーロン茶を一緒に飲めば肥満予防にはなるだろう。

砂糖がたらふく含まれているジュースやスポーツドリンクは控えたい。

③ 食べるタイミングの改善

これから寝るだけという夕食にたくさんエネルギーを取る必要はあるのか？ないはずだ。就寝前の3時間に食事を取ると太りやすいことは周知の事実だ。

とはいえ仕事で深夜遅くに帰ってきて何か食べたくなることもあるだろう。そんな時は量を調整して食べていいことにしよう。そこは仕事を頑張っているあなたのために目を瞑る。ただし食事の内容はサラダを中心にするのとよい。タンパク質は脂肪にならないことも知っておいて損はないだろう。

遅くなる場合は会社や外で夕食を取るなど就寝前の食事を回避する方法はいくらでもある。

また、休日では暇だと食に走ってしまうことはないだろうか。暇つぶしに間食をし続けるととどこまでも太っていくので注意しよう。食事と間食が続けば1日中栄養を取っていることになる。余った栄養が脂肪になることは想像に難くない。

食事の間隔は4〜5時間を目安にするといい。4〜5時間の感覚で空腹を感じたら食べるというリズムができれば効果大だ。空腹を感じるということは体がエネルギーを欲しているということ。食べたものがエネルギーに効率よく変換されるので脂肪へ変化する可能性は下がる。

食生活改善を成功させるために

食生活の改善を成功させる秘訣は「制限」と勘違いしないことだ。制限するとストレスになり、いずれはイライラは爆破する。あくまで「改善」でいいのだ。

仕事で遅くなった場合に食べてはダメと言わない由縁はここにある。

改善することで劇的な変化は得られないが徐々にだが確実に変わっていくだろう。運動と合わせることでダイエット効果を上げることもできる。

ダイエット効果もさることながら、内臓を労わる食生活改善は健康維持にも生きてくるはずだ。

これからまだまだ続くあなたの人生を、健康で楽しく過ごしていくには今から始める食事改善が鍵となるだろう。