モチベーションは上げるな!ダイエットを続けるための4つの施策

モチベーション上げるな

ダイエットに取り組むときに「よし、やってやるぜ」と息巻いてはいないか。モチベーションを上げることで成果が出ると結びつけるのは止めた方がいい。そのモチベーションはすぐに下がってしますからだ。ダイエットで重要なのは習慣化だ。ではどういう取り組みでダイエットを続けていくかを見ていこう。

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モチベーションを上げると下がる理由

何かに取り組むときに「よし、気合入れてやるぞ」とまずはモチベーションから上げてしまうあなた。

最初は成果を出したことを想像して意気揚々と取り組んでいるかもしれない。だがちょっとしたイレギュラーや、疲れが溜まってしまうことで徐々にその勢いも無くなっているのではないか。

多くのダイエットサイトではモチベーションの保ち方を紹介しているが、モチベーションを維持できるのは一部の意思の強い人間だけだ。モチベーションは下がるものだと認識した方がダイエットは続けられる。

モチベーションが下がる理由は以下の通りだ。

  • ・成果を期待しすぎてダメだったときの反動
  • ・モチベーションを維持するのに疲れる

ダイエットはすぐに成果がでるものではない。見た目に痩せたと感じるのに数ヶ月かかる場合がほとんどだ。モチベーションを上げれば上げるほど期待は膨らみ、現実とのギャップで下がっていくのもはやい。

また、モチベーションが下がるたびに、ネットで情報を集めたり、本を読んだり、やり方を変えてみたりと都度エネルギーを使うことになる。その一瞬はモチベーションが上がり「やろう」という気になりエネルギーが爆発するが、エネルギーを使うということは疲労するということだ。疲労とともにまたモチベーションは下がっていく。一貫した施策がないままに、そのときだけ行動して中途半端に終わっていくのが大多数の人が歩む道だ。

モチベーションを上げずにダイエットを続ける4つ施策

モチベーションを上げないのあれば何が原動力になるのか。ダイエットを続けるための4つの施策を解説していく。

① 目標を設定する

目標設定はモチベーションを上げるために行うのではなく、あくまで道標として設定する。目標が無いと何のためにやっているのか道に迷ってしまう。

目標設定で注意したいのが実現可能な範囲で設定るすることだ。人は現実と目標のギャップを埋めるために行動している。途方もない目標は処理しきれないのだ。

目標設定で大切なことは具体的な数字と達成した後のベネフィットを考えることだ。例えば、6ヶ月で10kg(具体的な数字)痩せて、このカッコイイGパンを履く(痩せたらできること)などだ。

② プランを組む

6ヶ月で10kgと目標が設定できたら、細かくプランを考えて見る。細かいといっても単純に1ヶ月で1.6kgとすればいい。1ヶ月で1.6kgならできそうな気がしてくるだろう。

さらにはどういったトレーニングをするかを決めていく。”1ヶ月で1.6kg痩せられる” がメニューのベースになるが、正直どんなメニューでも問題ないだろう。ただしモチベーションを上げて高い強度のメニューは選ばないことだ。

③ 習慣化する

目標とメニューが決まればあとは実行するだけだ。実行するにあたってはモチベーションを上げてはいけない。前述したように一気にやろうとすると反動がる。

決められた曜日と時間に決められたメニューをたんたんと「こなす」だけだ。こなすという意識がちょうどいい。食べる、寝る、仕事する、のように”メニューをこなす”を習慣化することが重要だ。

④ プランを修正する

習慣化できたダイエットを1ヶ月で見直そう。1.6kgを痩せられていてもモチベーションを上げず同じ強度で繰り返し行うのがいい。下手にモチベーションを上げ強度を高めたら、モチベーション低下につながってしまう。

1.6kgを痩せられていなければ、プランを修正しよう。2ヶ月目から1.8kgにする。メニューをこなしている間に基礎代謝も上がり2ヶ月目以降から痩せやすい体になっているはずだ。

ここでもプラン通り痩せていないからといってモチベーションを上げてはいけない。プランの方を修正する。数字のマジックともとれるがダイエットの習慣化が目的なのだ。

6ヶ月間メニューをこなし、8kg痩せたなら、目標に届かなかったと落胆するのではなく、6ヶ月間のダイエットと痩せられる指標がわかったので次の6ヶ月の目標設定に役立てればよい。

習慣化してもやる気がでないときの対処法

ダイエットを続けるための4つの秘訣を解説したが、ポイントはモチベーションを上げずに習慣化することが重要ということだ。

それでもイレギュラーの仕事で疲れてしまった時など何となくやりたくない日もあるだろう。

例えば水曜日、土曜日をスポーツジムに通っているとして、水曜日の仕事を終わりに何となくやる気がでないなど。そんな時はとりあえずスポーツジムにいってみる。スポーツジムでいつものトレーニングをするのではなく、自転車をこぎながらスマホで動画を見て、シャワーを浴びて帰ってきてもいいのだ。

この場合はスポーツジムに通うということを習慣化すればダイエットを続けていける。

自宅で筋トレをしているのであれば、筋トレマットをまず敷いてみるなんかもいいと思う。とりあえずマットの上に横になり軽く腹筋を10回やってからボーとしてみよう。

メニューの強度を下げてでもまずは行うということが大切。スポーツジムに行って10分で止めても問題ない。家で腹筋10回で止めても問題ない。その行動をやり続ける”習慣化”が重要なのだ。

習慣化を成功させるために

ダイエットを続けるポイントは習慣化と主張してきたが、習慣化するためのポイントはいかに仕組み化するかだ。

例えばスポーツジムに通うのであれば、会社の帰り道にジムの前を通るようにする(帰り道にあるジムを選ぶ)だととか、家で筋トレをするのであれば風呂の前にダンベルやマットを置いておくとかだ。

あなたの目の前にやるべきことが自動的に現れるようにすれば思い出すという作業も軽減するだろう。

また、迷うことなく行動することもできる。「今日どうしようかな」「つかれているな」と迷いが生じる前に準備されていれば行動に移すことも容易となる。

そしてモチベーションを上げないためには、カッコイイ自分を想像し過ぎないことだ。成果を急ぎすぎないことも重要だ。習慣化することでカッコイイあなたは後から着いてくる。

自分を信じてコツコツと、そしてたんたんとダイエットメニューをこなしていってほしい。


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