ダイエット中に気が散ってしまう人のための集中力を鍛える方法とは!?

ダイエットを始めて数日が経ち、あなたなりのメニューをこなしているかもしれない。だが気持ちもが乗らずに部屋の掃除やモノの整理などを始めてしまうことはないだろうか。まったく集中できず「今日はちょっといいかな」なんて辞めてしまうと確実にダイエットは成功しないだろう。集中力を鍛えるのもダイエット成功の鍵となる。
集中力には種類がある
「集中しろっ」とよく学生の頃に言われた記憶はないだろうか。
なんとなく集中という言葉はよく耳にするが集中に種類があることはあまり知られていない。
集中には対象が自分の心の内面に向けられる『内的集中』と対象が外の世界になる『外的集中』がある。
さらに言えば外的集中にもひとつのモノに集中する『一点集中』と、周囲の状況などに向けられる『分散集中』と2つに分けれらる。
ダイエット中に気が散ってしまい集中できないのは、この中のどれかが何かよって妨害されているからになる。
例えば「今、あのテレビ番組やってるのかな」「机の上が散らかってるから片付けたいな」などと思うのは内的集中が乱れている証拠だ。
部屋の汚さが目に入りモノに集中を奪われることで「片付けたい」と思うのは、外的集中の乱れから内的集中にまで影響を及ぼすことにもつながるだろう。
気が散る原因を探る
集中を妨げる主な4つの原因があるのでみていこう。
内的雑念
「本当にダイエット成功するかな」というネガティブな気持ちや「今日給料日だから何か買おうかな」など関係のないことを考えること。
内的プレッシャー
「ダイエット成功させないと俺はダメ人間になる」と自分自身を追い込んでしまうこと。
外的雑音
同僚などから「ダイエットなんて無理だよ」などの他人からの否定的な言葉。
外的プレッシャー
「ダイエット失敗したら焼肉奢りな」などの他人からの罰則。
上記4つのうちにあなたの集中を乱すものはどれか考えてもらいたい。
原因がわかれば対処法も考えられるだろう。
内的要因ならあなた自身の問題なので次にあげる集中力を鍛える具体的な方法を参考にしてほしい。
外的要因の場合はできることならそういう人とは付き合わないようにすることだ。
言葉は良くも悪くも強い力を持っている。他人の言葉を気にしない強いメンタルを持っているのであればいいが、多くの人が他人の言葉に影響されてしまう。
実際に耳に入らないようにすることが一番の対処法だ。
集中力を鍛える具体的な方法
ダイエットで気が散ってしまうことの原因の多くは内的要因だと考える。
あなた自身に集中するための具体的な方法をお伝えする。
集中力にもウォーミングアップが必要
いざダイエットに取り組むとなったときに集中力が0の状態からだと、集中力を上げていくのは難しい。
漫画を読むのが好きな場合は漫画読み、スマホゲームが好きな場合はゲームをしてダイエット前にある程度の集中状態に持っていくのが良い。
ただし時間を区切ってやってもらいたい。他のことに集中しすぎてダイエットに取り組めないようだと本末転倒だ。
会社の後にスポーツジムに行くのであれば移動時に音楽を聴いたり、電車移動ならゲームや読書をするのも効果的だ。
テーマを決める
ダイエットを取り組むときにテーマを決めると集中しやすくなる。
スポーツジムにいく場合は「今日は上半身、特に腕を意識しよう」や「有酸素運動では呼吸を意識しよう」など決めていくといい。
外的一点集中を活用して雑念を無くす
外的集中のなかの一点集中を何かの対象部に当てることで、内なる雑念を取り除く方法だ。
例えば、部屋のなかの時計の針をじっと見つめながら運動を繰り返すなども集中力をあげるには効果的だろう。
集中のリズムを作る
「ダイエットは習慣化しろ」という内容を別の記事で書いたが、集中力にもリズムがあり習慣化できる。
同じ曜日、時間でダイエットに取り組んでいるのであれば、それに合わせ集中力を発揮できるのだ。
前述したウォーミングアップ方法やテーマを決めるなどして、そのタイミングで集中することを繰り返せば自然と集中できるようになる。
集中することでダイエット効果は上がる
集中力を高めることで雑念を取り払い気が散ることはなくなるだろう。
結果的にダイエットを途中で辞めること確率も減ると考える。
またダイエットに成功している姿をイメージすることで成功に近づこうとする生体反応がでるのだが、集中力が高ければ高いほどその効果もあがるといっていいだろう。
集中力は鍛えればついてくる。
ダイエット以外に仕事や勉強にも集中力は必要だ。
ダイエット以外の成功も引き寄せる可能性を集中力は握っている。
できる男を目指す上で集中力は欠かせない能力ともいえるだろう。