ダイエットが辛いと感じた時のイメージトレーニング復活法

ダイエットに取り組み始めて数週間。モチベーションも下がり徐々に辛さを感じてきているのではないか。激しい運動に食事制限、辛い日々のなかでストレスも溜っているかもしれな。だがある一定期間を乗り越えれば習慣化され結果も出てくるだろう。その一定期間を乗り越えるためのイメージトレーニング復活法を紹介する。
イメージすることの効果
イメージトレーニングという言葉は聞いたことがあるだろう。私も現役の頃はよく取り組んでいた。
イメージトレーニングとは、頭のなかで作り出した映像を元に動作や理想の形を意識に刷り込むトレーニングのことだ。動作や理想の形を意識に刷り込むことで、まだ実現していないものをあたかも経験したことのように感じ、スムーズな動作へと自分を導くことができる。
イメージすることで生体反応がでることも科学的に立証されている。腹筋をしているシーンを想像するだけで、実際に腹筋が反応するのだ。
もちろん大きな反応ではないので、イメージするだけで運動を行ったことにはならない。
イメージすることの効果は動作の学習だけではない。心のコントロールにも活用できるのだ。
スポーツにおいては自分の活躍するシーンをイメージしてモチベーションを上げたり、演劇においては、悲しいことをイメージして涙したりもできる。
イメージすることは自由である。実体験での得た感情を引き出したり、まだ経験してないことを想像することで疑似体験ができたりと、心と体をコントロールすることができるのだ。
イメージトレーニング実践方法
イメージトレーニングはより鮮明なイメージを思い浮かべるほどに効果が上がっていく。だが最初からうまくはいかない。イメージトレーニングのトレーニングが必要になってくる。
始めはリラックスした状態で目を閉じ手を前方に出し、ダンベルを持っているイメージを膨らませてみる。手に重みを感じたら成功だ。
その他にも熱いものや冷たいものを持っているイメージでもいい。温度を感じることができるだろうか。
より鮮明なイメージほど感じることができるので、何度も試してほしい。
また、イメージには内的イメージと外的イメージの2つに分類することができる。
内的イメージ
内的イメージとはあなたの目線で見た映像のことを指す。腹筋をイメージするならば、あなたの目にはお腹や腿、膝が写っているはずだ。より臨場感のある映像を作り出せる。
外的イメージ
外的イメージとはあなたの姿を客観的に第3者の目線で見た映像のことだ。同じように腹筋で例えるなら、腹筋をしているあなたの全体像を見ることになる。フォームの確認や汗を流して努力している姿が映るだろう。
この内的イメージと外的イメージを必要に応じて使い分けることでイメージトレーニングの効果を最大限に引き出せる。
ダイエットにおけるイメージトレーニング復活法
ダイエットが辛く感じた時、このイメージトレーニングが役に立つ。
実際にスポーツジムで腹筋をしているイメージをしてみるといい。体が反応してやっている気になれたら効果ありだ。
人は始めるまでは億劫だが、始めてしまえば出来てしまうものだ。イメージすることで最初の一歩のハードルを下げることができる。私も現役の頃は辛いトレーニングの時にはまずは頭で始めてしまうようにしていた。
スポーツジムのお気に入りのトレーナーと談笑している姿をイメージしてもいい。テンションが上がり、スポーツジムへと足が向くはずだ。
また、ダイエットに取り組み始めた頃を想像し、初心を思い出すのもいいだろう。
理想の体を想像することも大切だ。何のためにやっているかを再確認して、ダイエットの道に戻ることができる。
もし疲れているのであればリラックスしている自分を想像してみてはどうか。肩の力が抜け体が軽くなるに違いない。
ダイエットを継続している場合でもイメージトレーニングは有効だ。
例えば運動に励んでいるのであれば、どこの筋肉が動いているか、どの脂肪を燃焼しているかを鮮明にイメージできれば、生体反応が起こり効果が高まるのだ。
イメージトレーニングで繋ぐ未来
引き寄せの法則や潜在意識という言葉を聞いたことがあるだろうか。スピリチュアルな話になってしまうが、要は「願えば叶う」というものだ。
この法則はイメージトレーニングと通ずるものがあると私は考えている。
なりたい自分をイメージすると生体反応が起こり、その方向へ導いてくれるのではないかと思うのだ。
健康で強靭な肉体を手に入れたあなたを想像してほしい。その生活ぶりや社会での活躍ぶりなど鮮明にイメージできれば、実現のために自然と何かが動き出すかもしれない。
人類の発展や成功はすべて夢を想像することから始まっている。自分の可能性を信じてあなたの未来を鮮明にイメージしてほしい。